棚橋と武藤の師弟再開は?

プロレス界を駆け巡った武藤敬司の引退表明のニュース。

日米を股にかけたスーパースターの引退表明は、各方面に大きな反響を呼びました。

 

現時点では、あと何試合組まれるのかもツアー内容も、そこに誰が絡んで来るのかも全てが未定ではありますが、武藤ほどの選手ならば協力を申し出てくれる選手、最後に武藤と闘いたい、もしくはタッグを組みたいと言う選手は後を絶たないでしょう。

新日本プロレスの棚橋弘至もその一人

 

2008年に全日本プロレスの武藤として、新日本に乗り込んできてIWGPヘビー級王座を獲得した時、新日本にIWGPを獲り返したのが、かつての弟子であった棚橋でした。

その時に武藤からバトンをしっかりと受け取った事で、2人の物語は一旦終結する事となり、今年1月の新日本とNOAHの対抗戦以外は一切の絡みはありませんでしたが、武藤が引退するとなったら、やはり棚橋も黙っていられなかったのでしょう。

 

「少しでも武藤さんが未練なく引退する為には『もう敵わねぇな』って選手が出てくる必要があって。武藤さんはいつまでも自分が最高なので。俺の方が今は上なんだぞって見せたいですね。最後に武藤敬司のマウントを取ること。それが元弟子としての最高の恩返しじゃないかなと思います」

と自身が武藤の介錯を務めたい意向も示しています。

 

ただ今の武藤はNOAH所属なので、引退試合で武藤vs棚橋のシングルは、難しいでしょう。

引退ツアーでの一戦でなら、シングルも可能性が無いとは言えませんが、それでも残り少ない限られた試合数で、棚橋とのシングルが組まれるのは、正直なところ厳しいでしょうね。

武藤ゆかりの選手を集めたタッグマッチで、その中の一人として棚橋が名前を連ねているのならアリかも知れません。

 

たった2年契約しただけの武藤の歴史の中の僅かな一部でしか無かったNOAHで、武藤の引退試合をすると言うのは、少々違和感があるのは事実ですが、出来る事なら、引退ロードの一戦位は新日本や全日本でやって欲しい思いはあります。

でも武藤がプロレス人生の最後の最後に、骨を埋める覚悟をしたのがNOAHなので、NOAHで花道を飾るのが一番良い形なのでしょう。

その中の一部でも良いので、出来る事なら武藤と繋がりの深い棚橋との再開は期待してしまいます。

 

果たして武藤敬司と棚橋弘至

プロレス界に置いて天性の華を持つ2人の再開はあるのか?