4.30 NOAHの両国国技館で、以前から「史上最大のX」とかなり煽られていた丸藤正道のパートナーであるXが遂にベールを脱ぎました。
これは、まぁ賛否両論だったでしょうね。
Xとして現れたのは、新日本プロレスの小島聡でした!
初めに言っておきますが、新日本は大好きです。
そして第三世代も小島も大好きです。
でも正直な所 史上最大のXが、小島だったと聞いて肩透かし間を喰らった感は否めません。
これは勿論 小島が悪い訳ではありません。
むしろ史上最大のXとまで言われて、小島好きとしては嬉しいんですが、あれだけ煽っておいてワリと普通だったと言うだけです。
これはNOAHの煽りが大袈裟過ぎたのが原因だと思いますが、本人も「ハードルを上げ過ぎだ」と語っていた様に、あそこまで煽られてファンとしては、とんでもない選手が出て来るのを予想してしまう物。
ありそうだったのはKENTA
かつてのパートナーであり宿敵の鈴木みのる
丸藤にとっても憧れの藤波辰爾
思うにこれは、当初の予定では藤波だったけど、藤波は先日発表された様にコロナの陽性反応が出た事で欠場してしまったので、急な変更で小島になったのではないか?と思います。
小島をXにする位なら、最初から発表していても良さそうな物ですからね。
小島も充分に大物なんですが、NOAHとは何度も絡んだ事は有るし、新日本とは1月に絡んだばっかりなので、そこまでのサプライズ感は無いですから。
全て想像の域を出ませんが、いざ試合が始まればそこは流石に、第三世代で最もグッドコンディションの小島。 若い稲村愛輝と岡田欣也に一歩も引かずに、ラリアット一発で岡田から貫録のフォール勝ちを収めています。
ノアTシャツを来て入場して来た小島は、今後もNOAHへの継続参戦を希望してメインイベント終了後には、新王者になった潮崎豪の初防衛戦の相手に名乗り。
ここは潮崎も名言を避けましたが、50歳を過ぎて小島はまだまだ元気。
楽しみな展開になって来ました。
新日本では、第一線から退かされている小島ですが、その力はまだまだ衰えていないので、チャンスさえ有れば それを掴む事はいつでも可能な筈。
IWGPと三冠を奪取しているので、ここでGHCを獲れば武藤敬司に次ぐ史上4人目のメジャーグランドスラムになります。
最初はXとして小島とは、少々残念でしたが、今はむしろXが小島聡で良かったとさえ思っています。
果たして緑のリングの崇高なる闘いで、剛腕が唸りをあげるのを観る事が出来るのか?