カート・アングルの必殺技と言えば一つはアングルスラムで、もう一つはアンクルロックですが、どちらも世界中に大きな影響を与えた技。
特にアンクルロックは、その使いやすさから使い手が非常に多く、カートのオリジナルと言う訳ではありませんが、カートに影響されて使い始めた選手はかなりの数にのぼります。
うつ伏せにダウンしている相手の片足首を取って 胸の前で抱えながら、もう片方の腕でつま先を掴んで 足首を捻りあげる単純な技だが、完全に極まれば激痛を伴う強烈な技。
早い話が、カートの使うアンクルホールドですが、やはり世界各国でテレビ放送されている世界最大の団体の世界王者カート・アングルが使用する技ともなれば、その影響力はとてつもなく、瞬く間に世界中にアンクルホールドの使い手が急増しました。
日本では恐ろしい強さで、無敵を誇っていたブロック・レスナーからも日本国内で、唯一のギブアップを奪った事がある技。
試合の流れ次第で、グラウンド式に引きずり込んだり、状況に応じた使い方をするが、基本的にはスタンド式で極めるのがアングル流である。
終盤になると とにかくアンクルロック連発のパターンで闘う事もあり、対戦相手からしたら足首が痛くて痛くてたまらないでしょうね。
ちなみに、この技を初めて知った時は”アングルロック”だと思い込み、数年間ずっとそう思っていました。
カート・アングルだから、アングルロック・・・プロレス技では良くあるネーミングなので、何ら疑問に思う事もありませんでした。
いつ頃でしょうか
真実に気がついたのは。
アンクルロックだったんですね。
本人の名前のアングルじゃなくて、足首を意味する方のアンクル。
元ネタのアンクルホールドの名前を微妙に変えて アンクルロックだったんですね。
元ネタを微妙に変えたのは分かっていましたが、本人の名前と掛けてアングルロックにしたのだと思っていました。
いやいや
すっかり騙されてしまいました(誰も騙してないけど)
プロレス界の世界的スーパースターの必殺技を数年間に渡り、思いっきり間違って覚えるなんてプロレスファンとしては、あるまじき失態ですが今となっては良い思い出です(笑)