4.16後楽園ホール60周年を記念して開催しされた「還暦祭」
メインイベントでは新日本プロレスと全日本プロレスのトップ選手同士が、混成タッグを結成して対戦すると言うドリームマッチが行なわれましたが、フルタイムドローに終わった試合後に、棚橋弘至が対戦したジェイク・リーに向かって「新日本に上がって来いよ」と提案。
これは棚橋がジェイクの事を認めたからに他なりませんが、これに対するジェイクの返答は気になる所でした。
1.8で新日本とNOAHが対抗戦をした際には、オカダ・カズチガが清宮海斗に「悔しいなら新日本に来れば良い」と提案しましたが、清宮は後日「NOAHで闘って行く」とオカダの提案をキッパリ断っています。
期間限定で新日本に定着を求めた清宮のケースと 新日本参戦を促したジェイクとのケースでは、少々ニュアンスが違いますが、新日本に闘いの場を求めて来いと言う意味では同じ。
それだけに、ジェイクはどう応えるのか・・・注目でした。
その事についてジェイクは、後日こう語ります。
「あの日は新日本の選手がたくさん出ていて『この人ともやってみたいな』と、いろんな思いが混じる一日だったので。もっと自分の力を試してみたい、一プレーヤーとして。チャンスがあれば? もちろん。いつでも行きます。自分が行く事で もっと盛り上がると思ってます」
答えはYesでした!
刺激を受けたのは、ジェイクの方も同じで新日本の他の選手ともやってみたい・・・ジェイクは素直にそう感じたそうで、棚橋の提案に対して「チャンスがあれば」と言う前提で・・ですが新日本参戦に対して色気を見せています。
勿論チャンスがあれば・・・と言うのは契約選手である以上は、会社同士の問題も有るので、ジェイクの一存で新日本参戦を決める事は出来ないでしょうから、そこについては仕方ない部分ですが、かねてからジェイクは新日本に参戦して欲しいと持っていた選手の一人。
ジェイクがいずれ 新日本にあがるとなったら、これはかなり楽しみです。
自分が新日本のリングに立てば面白くなる!とプライドは覗かせながらも
「同じ土俵には立てていないと俺は思ってて。全日本と新日本はそれだけ差がある。」
と客観的に両団体の力関係を分析していたり、タイチからはSNSのフォロワー数の少なさを指摘され「今の全日本プロレス、世間に全く響いてねえんだよ」と酷評された事についても
「本当その通りだと思うんですよ」
と全面的に認めており、こう言う部分にジェイクの素直な性格が出ていると思います。
こう言う素直さを持ち合わせている人間は、必ず伸びますよね。
ますますジェイクの新日本参戦が、楽しみになって来ました。
新日本との差を埋めるのも、世間に響くプロレスをするのも、現在最も影響力のある新日本に上がる事は近道だと思うので、そこは会社間の問題も有ると思いますが、出来るだけ早い段階でジェイクが新日本のリングに立つ姿を見てみたいですね。
間違い無くジェイクは、今の日本プロレス界で、もっともっと上に行ける選手ですから。
ジェイクの様な他団体のトップ選手が上陸して来る事で、ハジける選手が新日本内にも必ず出て来ると思うので、両団体にとってもメリットは大いにあります。
内藤哲也、後藤洋央紀、KENTA、タイチあたりとの対戦を見てみたいですが、まだブレイク出来ないでいる若い選手の台頭もかなり期待してしまいます。
ジェイクのG1クライマックス参戦、東京ドーム出場・・・・色々想像するだけでワクワクしますが、それだけジェイクが魅力のある選手だと言う事。
ジェイクの大ブレイクの日も近い様な気がします!