3.16 後楽園ホールが60周年を記念して初開催したプロレス興行「還暦祭」
共に50周年を迎えた新日本プロレスと全日本プロレスが、協力して開催された今大会のメインは、棚橋弘至&宮原健斗 vs タイチ&ジェイク・リーのドリームタッグマッチ。
この注目の試合は30分時間切れで、決着こそ着きませんでしたが、棚橋とジェイクの初遭遇。
棚橋と宮原の2度目のタッグ結成。
タイチと全日本の後輩に当たる宮原との激突や、ジェイクとの異色タッグ。
とにかく どの組み合せも見所の多いマッチメイクでした。
中でも やはり気になるのはジェイクと新日本の絡みで、以前にこのブログでも書いた事がありますが、常々ジェイクには新日本のリングに上がって欲しいと思っていました。
そんな中での棚橋との対決は刺激的で、次の機会があれば是非とも棚橋とまた絡んで欲しい・・・もしくは新日本にジェイクが参戦して欲しい・・・そう思わせる物でした。
試合後にはジェイクが「これだけ色んなものが積み重なってるんだ。もっとやったら面白くなるんじゃないか?」と今後の交流の継続を希望する発言。
これに対して棚橋も「まず俺から一個提案があるよ。ジェイク、新日本に上がって来いよ」とジェイクに対して どストレートな新日本参戦を呼びかけたのです!
これには少々驚きました。
棚橋がジェイクとの今後の遭遇を希望していたとしても、もう少し含みを持たせたと言い方というか、少しボカした程度に参戦を呼び掛けると思っていたので、ここまでどストレートに言ったという事は、棚橋にとってもジェイクはそれだけ魅力のある選手だったのでしょう。
場内のお客さんもジェイクの新日本参戦を希望していたのか、会場に大きな拍手が巻き起こりました。 ここまでお互いの意見が一致した上でお客さんの後押しがあったのなら、ジェイクの新日本参戦は無理だとしても、今後の交流継続は有る様な気がします。
勿論ジェイクだけではなく宮原もそうですし、この場には居合わせなかった諏訪魔や芦野祥太郎、石川修司など 新日本勢と対決して欲しいレスラーは沢山居ます。
彼等にしても日本で最もメディアに取り扱われる事の多い 新日本と絡む事がどれだけ美味しいのかは理解しているでしょうから、ここは一つ新日本を利用する位の気持ちで、対抗戦・・・もしくは交流戦に本格的に乗り出して欲しいですね。
一番の希望を言うなら ジェイクのG1クライマックス参戦。
これが実現すれば、全ての公式戦がメチャクチャ楽しみになるし、タイチが指摘していたジェイクの知名度と影響力の低さという部分も 確実に向上はします。
ジェイクの所属ユニットである「TOTAL ECLIPSE」と「ロス・インゴベルナブレス」の総力戦なんかも観てみたいカードです。
今後 交流が実現するとしたら 一番刺激的なのはジェイクの参戦の様な気がするので、そこはどうにかして実現して貰えないでしょうか? 両団体にとって絶対にプラスの方向に働くと思います。
あるとすれば時期的に、早くて夏のG1
遅くて秋か もしくは来年の1.4あたりでしょうか
何にせよジェイク・リーのあのニヒルなキャラクターは、新日本でも映える事は間違いありません。