-O-カーンが貫いた「余の正義」がカッコ良すぎて・・・惚れる

いやぁ グレート-O-カーンに惚れました。

 

3月29日の20時50分頃 オ-カーンが、 川崎市内のJR武蔵小杉駅構内で酒に酔った男に連れ去られそうになっていた女児を救いだし、男を取り押さえて事件を解決し、警察から感謝状を贈呈される事が明らかになりました。

このニュースを聞いた時は、びっくりしました

-O-カーン メッチャ良い人だろ!

 

偶然オーカーンがトイレの前を通りかかった際に、女児が泥酔した男に連れ去られそうになっていた場面に遭遇し「やめてください」と抵抗していた女児が、その場に居合わせたオーカーンに対して助けを求めた所で、状況を察知したオーカーンが何と男を片手で取り押さえ 見事に女児を救い出したのです。

まず連れ去られそうになっていた女児が、無事で本当に良かったです。

 

そして助けを求める声に、迷う事無く動いたオーカーンがカッコ良過ぎ。

しかも幾ら相手は素人とは言え、成人男性を片手で取り押さえる所が、プロレスラーの強さを見せつけてくれたようで、メチャメチャカッコイイし、正義感溢れる行動にプロレスファンとしても誇らしくも思います。

 

しかも オーカーンは警察の事情聴取に協力する前に、女児に「大丈夫? 怖かったよな。パンケーキあるけど食うか?」と呼びかけ恐怖心を和らげてあげるという優しさまでみせています。

事件に巻き込まれた事で、この女児がトラウマを抱えて行く事も充分に考えられるので、オーカーンのこの行為は本当に素晴らしいと思います。 オーカーンがパンケーキを持っていたと言うのが、ちょっと面白いですけど、オーカーンのこの優しさは”人”としても”男”としても素晴らしい行為だったと思います。

 

「優しくしてくれてありがとうございます」と感謝する女児の母親に名前を聞かれると「新日本プロレスのグレート-O-カーンというので、もし良ければプロレスを見てくれ」と告げたと言います。

名乗る事も警察からの感謝状を受け取る事についても「本来であれば名乗るほどの者でもないし、受け取るような事でもないが、余が受け取る事で防犯意識を広める事になればと思い、頂く事にした。ある意味でチャンピオンベルトよりも価値があるだろうな」と語っていますが、確かにこう言う事件があった事が報道されれば防犯意識には繋がるし、助けたのがプロレスラーだと言う事が知り渡れば、ニュースとして話題にも成り易いので、多くの人の目に触れやすくなりますからね。

 

リング上ではあんな感じなだけに、決して好きな選手ではなかったのですが、ちょっとファンになりそうです。 マジでかっこいいって・・・

勇敢な行動で女児を助けたのに、当の本人は「そんな大した事はしておらん。たまたま余の近くで起きたこと。男を取り押さえる事なんて、毎日やっておる事じゃ。それよりもあの幼子が余を見て『助けてください』と言った事の方が勇気ある行動だったと思うがな」と自分よりも女児の勇気を称える辺りが、痺れますね。

 

助けを求めた女児も よく大柄で強面のモンゴル人みたいな人に助けを求めたな・・・とは思いますが、それを考えたら確かに勇気のある行動だったかも(笑)

この女児も これを機に是非一度はプロレスを見てくれたら嬉しいですね。

 

「新日本プロレスには新日本プロレスのルールがあり、社会には社会のルールがある。余は余のルールを守った上で戦っておる。今回も社会のルールに従って余の正義を貫いたまでじゃ。これからも余の生き方は変わらぬよ。明日からもまたレスラーを痛ぶるし、もし助けを求める者がいるなら惜しみなく手は貸そう。それが帝国の領土を広げる事になるからな」

グレート-O-カーンとしてのキャラを最後まで守りつつも、社会に生きる人間として自らの正義を貫いたオーカーンの行動は、本当に称賛されるべきだと思います。

 

今回助けた女児やその親御さんもオーカーンには大きな感謝をしているでしょうが、プロレス界にとっても本人にとっても オーカーンのこの行動は大きなイメージアップにも繋がりました。

勿論そんな打算的な考えで動いた訳では無いでしょうが、こんな咄嗟の場面であの行動が出来るオーカーンは素晴らしいです。

 

「余の正義」を貫く

サラリと言ってますが、誰もがそう簡単にできる事ではありません。

 

こう言う形で話題になった以上 リング上でのオーカーンの姿も楽しみになって来ます。

この時は鍛え抜かれた身体で、幼い女の子を守りましたが、明日からはまたいつも通りにリングの上で、相手を痛ぶるオーカーンの姿が見れるでしょう。

 

それもまたオーカーンの言う「余の正義」です。