藤波辰爾2年ぶりの新日本参戦!

ついに幕を開けた新日本プロレス 年間最大のビックイベント

1·4 東京ドーム大会

その幕開けとなった19人参加のバトルロイヤル「ニュージャパンランボー」で、往年のファンにとっては嬉しいサプライズがありました。

 

東京ドームのバトルロイヤルでは、例年なつかしの選手が事前発表なしのサプライズ登場するのが通例。

過去には、越中詩郎、小林邦昭、藤原喜明、ヒロ斎藤、スコット·ノートン、グレート·カブキなどの新日本の歴史を彩ってきたレジェンド達が、ドーム大会に華を添えていました。

 

そんな過去があるだけに、今年は誰が出てくるのか?と言う期待感のなか バトルロイヤルは進んでいきます。

CIMAの登場と言うサプライズもありましたが、新日本所属やレギュラー選手達が、入場しては退場していく中 18番目に現れたのは何と炎の飛龍 藤波辰爾でした!!

 

藤波は新日本プロレス旗揚げ時の創設メンバーだけに、新日本50周年に華を添えるには、これ以上無い人選と言えるでしょう。

2020年以来ちょうど、2年ぶりの新日本参戦

 

68歳にして現役二冠王の藤波は、久し振りの新日本ファンに、まだまだ元気な姿を見せます。

 

バッドラック・ファレや真壁刀義にドラゴンスクリューを決めるなど、飛龍殺法で相手を手玉にとる姿は、まさしく新日本の歴史の一部。 結果的には、真壁に足4の字固めを極めた所を他の選手に上から抑え込まれ 敗退となってしまいましたが、新日本50周年としてのサプライズとしては最高でした。

 

何かこう、新日に帰って来たなというね。みんな選手は元気良い。うん楽しみですね。1月4日からリングに上がれたっていう、こんなに光栄な事はないんでね。ここまできたら、68歳を迎えたんでね。まだ自分のデビュー50周年の続きが、今年まだいっぱいありますんでね。とにかくそれを無事に終えたいですね。50周年、半世紀、本当に…自分の中ではまだ続いてるんだけど、本来旗揚げメンバーがみんな揃って、今日のこのニュージャパンランボーに参加すれば良かったね」

 

こう語る藤波は、年齢を感じさせない程にプロレスに対して貪欲で、まだまだ機会があれば また新日本のリングに上がって 若い選手に是非胸を貸してあげて欲しいです。

藤波が築き上げてきた50年の歴史は、伊達じゃありません。

 

新日本の選手に限らずとも若い選手達に、藤波の歴史を刻み込めば、それはきっとプロレス界の未来に繋がる弾。

“俺たちの時代”の最後の一人、藤波辰爾に残された仕事は、まだまだ有ります。