YOHが進むべきYOHの道

11月24日 新日本プロレス後楽園ホール大会で、現在開催中のスーパーJr.。

スランプに苦しんでいたYOHに、ようやく光が差してくる結果となりました。

 

スランプに苦しむ最中 このリーグ戦に再起を誓って挑んだYOHでしたが、開幕四連敗…どうしても結果を残す事が出来ずに、更なる泥沼にハマってしまい もがくYOHを見るのは、なかなか辛いものがありました。

そんな中で、この日 YOHと対戦したのは、前IWGPJr.ヘビー級王者ロビー·イーグルスでした。

これまで一つの白星も挙げていないYOHにとって、イーグルスは難敵中の難敵

 

予想通りイーグルスの猛攻にさらされたYOHはピンチの連続でしたが、最後まで諦めないYOHはファイブスタークラッチで、前王者から見事なクリーンフォールを奪い、ついに念願の初勝利を挙げました!

自力で勝利を掴んだ事で、ようやく長いトンネルを抜けて光が差してきた様に感じました。

 

前日に、公式戦で田口隆祐に敗れた際には、本名の小松洋平に戻す事も勧められましたが、YOH本人も開幕前にそれは考えていたと言います。

しかし小松と言う名前は、弱そうで余りに好きじゃないので却下で、他にも改名案はあったそうですが字画の問題から それも辞めて結局は、YOHのままで行く事を選んだそうです。

 

俺はYOHでやり通します。ここで自分だけ名前を変えたら3年間やってきた過去の自分にも、今のSHO君にも負けた事になるかなと」

このコメントから分かる様に、YOHからは過去の自分と3Kの歴史までも否定したくないと言う想いと、元相棒でありライバルのSHOに負けたくないと言う強い想いが伝わってきます。

 

確かに名前を変えた位で強くなる訳ではないですが、少なくとも安易な方法ではあるにせよ暗闇の中を抜ける精神的なキッカケには、なったかも知れません。

しかしYOHは安易な方法ではなく、自らの力で闇から抜け出す事を選択したのです。

 

そしてYOHは、イーグルスを倒して遂に自力勝利を挙げた事で、自分の力だけでキッカケを掴む事に成功しました。

このスーパーJr.に関しては、決勝戦に上がる事ももはや無理ですが、それでもYOHの逆襲は、たった今始まったばかりです。

 

このリーグ戦でもSHOとの3K解散後2度目の対戦は控えていますが、スーパーJr.が、終わると同時に再び SHOとの決着をつけるべく遺恨清算にむけて動き出すでしょう。

苦難の道を選んだYOHが、果たしてどんな風を吹かせてくれるのか……来年からのYOHに期待です。