NEVERが更に活気づいてきた!

新日本には現在 複数のシングルベルトが存在していますが、IWGPヘビーは言うまでもなく最高峰。

その反面 2冠に統一された事で、インターコンチネンタルは影の薄くなっている印象。

USヘビーに関しては、外国人枠的な扱いなので、ベクトルが違うと言えるでしょう。

 

そして今、NEVER無差別級が活気づいて来ています。

かつて石井智宏や柴田勝頼が、年間通してタイトルマッチをやっていた時代も高勝負連発でしたが、現在もその当時に負けず劣らずの盛り上がりを見せています。

現王者の鷹木信悟は、2月にNEVERを獲りましたが、王座がかかっていない試合でも常に全力投球で、凄い試合をする男。

タイトルマッチで、良い試合にならない筈がありません。

 

7月12日のSHOとのタイトルマッチ。

以前から鷹木を意識しまくっていたSHOだけに、物凄い意地の張り合いで、NEVERのイメージ通りのバチバチな闘いでした。

SHOには、ニュージャパンカップ一回戦で敗れていますが、今回はキッチリとフォール勝ちを収め防衛に成功。

凄い試合でした。

こう言う壮絶な闘いの積み重ねは、確実にNEVERの価値を上げていきます。

 

今年に入ってからは、鷹木はNEVER二冠王に輝いていましたが、EVILの裏切りによりNEVER6人タッグの方は、返上となりそうです。

NEVER2冠王を謳っていた鷹木としては、とばっちりも良い所なんですが、鷹木はネガティブになる事なく「それなら このシングルのNEVERの価値をもっと高めるだけだ」と どこまでもポジティブ。

鷹木に任せていればNEVERの価値をもっともっと高めてくれると確信しました。

勿論 王者の鷹木の力だけではありませんが、今回敗れたSHOも挑戦者として申し分なく相棒のYOHが長期欠場になるので、しばらくはシングル戦線に専念する事になると思うので、何度でもNEVERに出撃してきて欲しいですね。

 

そして凄まじい闘いを終えたばかりの王者には、次なる挑戦者が現れました。

試合を終えて引き上げる鷹木をエル・デスペラードが襲撃したのです。

以前から鷹木の持つNEVERに興味を示していたので、遂に行動に移したと言うことでしょう。

デスペラードもニュージャパンカップで、ミスターNEVERの石井智宏と激闘を繰り広げたばかり。

彼もまた挑戦者としての資格は、充分すぎる位です。

 

“まずは” 扱いされるNEVERですが、その価値は間違いなく急上昇しています。

鷹木vsデスペラードの試合も激闘になるのが予想されますし、NEVER戦線が本当に面白くなってきました。

やっぱり無差別級のタイトルなんだから、階級は関係無しにした方が面白いですね。