W-1が6年半の活動に幕

4/1に後楽園ホールで、W-1が6年半の活動に幕を下ろしました。

コロナウイルスの影響で、急遽 最後の舞台が無観客試合と言う予期せぬ状況になり、選手達の胸中は計り知れないと思っていましたが、選手達はいつもと変わらぬ 普段通りの試合を見せてくれたと思います。

 

試合前には、いつも通りのCheer♡1のダンスに、欠場中の才木玲佳も登場し 無観客ながらも一生懸命のダンスを披露して大会に華を添える

Cheer♡1 も選手も普段となんら変わらない いつもどおりの風景です。

 

メインイベントは

武藤&カズ&近藤修司&河野vs稲葉&土肥&芦野&羆嵐 の8人タッグ 

ベテランVS若手と言うシチュエーションになっていましたが、武藤敬司が珍しい事に、若い選手達の技をこれでもかと言う位に、受けまくって まるで弟子達の6年半の成長を自らの体で感じているかの様でした。

 

タイトルマッチならともかく普段の武藤は、ノンタイトルの多人数タッグでは、持ち技だけササっと出して タッチを求める

”動きたがらない”

”受けたがらない”

”良い所取りたがる”

この3拍子が見事に揃っているのが、普段の武藤なので

今日の武藤は、少し想像出来ない姿だったと思います。

 

やはり 今回が最後と言う事で、色々と思う所はあったのでしょう。

若手達の戦うリングを守れなかった事

選手とその家族達を守れなかった事

トップに立つ人間として 無念の思いは、強かったのだと思います。

 

それは、社長兼現・王者のカズ・ハヤシも同じ思いでしょう。

最後まで若手の壁になるべく 正面から若手とやりあい

そして最後は、 羆嵐のダイビングセントーンに散りました。

 

最後は、てっきり武藤が一番美味しい所を持っていくかと思っていましたが、団体の解散で彼らのここでの闘いは、これで終わりだとしても 未来に繋げる良いラストだったと思います。 

 

メイン後には、 かつての所属選手であるAKIRA、中之上靖文、浜亮太
そして黒潮“イケメン”二郎、大和ヒロシも登場するサプライズで、バトルロイヤルが始まるボーナスです。

最後の勝者は、征矢学となりましたが

これでW-1は、全ての活動を停止します。

 

選手達の今後も気になる所ですが、武藤はこれからはフリーでやっていくと言う事は、名言しています。

また新しい団体を作るんじゃないかとヒヤヒヤしてましたが、取り敢えず良かった(汗)

武藤「30人食わせていく事を考えたらフリーって気が楽だからな」

そりゃあそうですね。

武藤は、やりたい様にやるのが一番性に合ってると思います。

 

他の選手に関しては、まだ何も決まっていませんが

W-1出身の選手は凄い!と言われる位に

新天地で、頑張って貰いたいですね!