1月31日を以って新日本プロレスを退団した事が発表され、その去就が注目されている飯伏幸太ですが、取り敢えずは3月30日にGCWへの参戦が決定しているのみで、その後については現時点では何も発表はされていません。
しかし ここで驚くべきオファーが有った事が明かされました。
何と超人気格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEOが、飯伏幸太のRIZIN参戦に向けて動き出していると言うのです。
勿論 現時点ではまだ決定している訳ではなく、あくまでオファーをかけている段階ですが、その対戦相手の候補には、あの ボクシング元6階級制覇王者マニー・パッキャオがリストアップされているというから驚き。
まさかプロレスラーのRIZIN参戦で、ここまでの大物を候補に挙げてくるとは･･･これだけでRIZINサイドが如何に飯伏の事を本気で欲しがっているのかが分かると言う物です。
更に驚く事に、RIZIN関係者からは飯伏招聘をきっかけに、プロレスへの進出プランを期待する声まで上がっているそうなのですが・・・正直これはちょっと勘弁して欲しいですね。
現在のプロレスと格闘技は、しっかりと住み分けが出来ているのに、格闘技がプロレス進出をしてきたら、また数年前の様なおかしな話にもなりかねません。
レスラーの格闘家転向
格闘家のプロレス転向
個人として参戦
これ位なら全然構わないと思いますが、RIZINのプロレス進出がどのレベルでの話なのか不明なので、現時点では何とも言えません。 しかし仮にRIZIN選手が、プロレスに挑戦とか、RIZINとプロレス団体の対抗戦とか･･･賛否は有りそうですが、大きな話題にはなるでしょう。
飯伏の方に話を戻すと、仮に飯伏のRIZIN参戦が決定したとして、本当にパッキャオとやる事が可能なんでしょうか？
まず金がかかるし、RIZINファンからしたら プロレスラーの参戦の為にパッキャオを招聘するなんて「パッキャオの無駄遣い」と言われかねません。
プロレスファン的には、全然そんな事ないんですけどね。
しかし仮に対戦が実現するとしたら、気になるのはルール問題。
正直言ってパッキャオが、ボクシングルール以外で試合するとは到底思えないんですよね。
幾らプロレス界では、鋭い打撃を得意とする飯伏といっても 流石に元・世界王者と同じ土俵に立ってしまっては、全く歯が立たずにボッコボコにされてしまうのは目に見えています。
MMAルールだとしても パッキャオよりは上でしょうが、飯伏もグラウンドが得意な訳では無いので、下手にタックルにでも行こうものならカウンターを貰う恐れが有るので、少しでも飯伏に勝算があるルールにするなら、キックルールしかないでしょう。
ボクサーの苦手な蹴りを使えるなら、飯伏にも勝ち目はあると思いますが、もしボクシングルールだったとしても飯伏の事だから、お構いなしにいきなりハイキックでもブチかましそうな気はしますけどね（汗）
その場合は、とんでもない違約金が発生しそうですけど。
果たして飯伏のRIZIN参戦は、実現するんでしょうか？
みたい様な みたくない様な・・・
榊原CEOは「飯伏幸太くらいしか、今の日本のプロレス界で興味のある選手はいない。ですから、ぜひRIZINでやってくれないか」と、サラリとプロレスラー全般に失礼な事を言いながらも、飯伏には熱烈なラブコールを贈っており、同様にルールに関しても「フレキシブルに対応します。」と宣言しているので、パッキャオの一方的な要求を呑む様なルールにはならないと思います。
それならば、飯伏ｖｓパッキャオは少し観てみたいかも・・・
これが実現すれば、物凄いサプライズになりますが、果たしてこの結末は･･･？