現在、契約違反やツイッターでの暴露、母親の自殺未遂など・・・新日本プロレスとの間で揺れる飯伏幸太ですが、先日 新日本は記者会見を開き現在の状況をすると供に、飯伏の契約解除は考えておらず これから信頼関係を100%に戻していくと明言。
これにより飯伏進退は本人の気持ち一つでしたが、会見が終わった後も 飯伏は何か納得のいかない様子のツイートを見せていたり、まだまだ根は深いと思われていた矢先、6月4日のツイートで「母が本日帰って行きました」とのツイートがあったので、お母さんの容体は多少は良くなったのでしょう。
これについては安心なんですが、飯伏は「新日本の母への謝罪」を強く求めていた訳で、この件はどうなったのでしょう?
そもそも新日本が、飯伏の母に対して何かしたのでなければ、これは単なる飯伏の逆恨みとも取れなくもない事案だったんですけど、そこいらについても新日本の会見でも触れられなかったし、飯伏本人もあれだけ新日本に対して暴露を行なっていた割には「新日本が母に何をした」と言う大事な部分は、一切語られていません。
飯伏は新日本に対して「話したくない部分は省かないように。」「何事も包み隠さず真っ直ぐに」と言っていたのに、肝心の飯伏本人は大事な部分を何にも言って無いのが、気になるんですよね。
これまでの飯伏と新日本から出された情報だけをまとめると・・・
飯伏が他団体に無断出場の契約違反
担当者が飯伏に解雇通告
飯伏が新日本とのトラブルを母に相談
母の自殺未遂
飯伏「母に謝れ!」
これで新日本に対して「謝罪を求める」と言うのは、無理があると思います。
新日本が母に対して、何か言った事が自殺未遂に繋がったのであれば、それは間違いなく新日本は謝罪すべきですが、それなら飯伏もハッキリさせると言った以上は、ちゃんとハッキリさせるべきです。
でも それが無いと言う事は、何も無かった・・・そう取られても仕方ありません。
処分する位ならクビにしてくれ!と言わんばかりで、今すぐにでも退団も辞さない構えの飯伏でしたが、母の容体が少し良くなった事で、飯伏も少しは冷静になったかも知れません。
これで少しずつでも真実が明るみになる事を期待していたのですが、そんな中で6月6日に新日本から関係者の処分が発表されました。
飯伏幸太は契約違反で3ヶ月10%の減棒
大張社長は管理責任の問題で3ヶ月10%の減棒
菊池氏は選手への服務規律違反で3ヶ月10%の減棒及び職務内容の変更
この処分を重いと捉えるかは微妙な所ですが、同日に飯伏がツイートをしています。
「何事も包み隠さず真っ直ぐに。後悔一つも無い!かな? 夢はまだまだあるけど、闘い続けよう。」
完全に・・とはいかないまでも、後悔の無い選択をしたと思われるツイートがこれまた微妙・・・
これは新日本と一応の和解に至って、これからも新日本で闘っていく・・・という事なのか?
それとも 新日本でやりたい事はまだまだ有ったけど、新日本と闘う・・・と言う事なのか?
そろそろSNSで小出しにして 謎かけの様なツイートをしてファンを惑わすのではなく、一気に全ての真実と決断をハッキリさせた方が、飯伏本人の為にも絶対良いと思うのですが・・・
このままでは、飯伏の全てを肯定してしまう熱烈なファンを除いて、殆どのファンからもソッポを向かれてしまいそうです。
そもそも契約違反をして「しょせん その程度の器か」と言っちゃう辺りで、事の発端は自身に有ったと言う認識も 違反をしてしまったと言う認識も余り無かった様なので、そこに関しては飯伏も認めて歩み寄りの姿勢を見せる事が大事だと思います。
もちろん新日本のスタッフの不適切発言が有った事は事実なので、これからは新日本も社員教育を徹底すべきでしょう。
お互いに真実を全てをさらけ出して、悪かった事は認め改善して 歩み寄る事が最善でしょう。
果たして飯伏が下した決断は何なのか?
飯伏が闘うと決めた相手は誰なのか?
プロレス界にとっても新日本にとっても そして飯伏にとっても全てが良い方向に進んでくれる事を願うばかりです。