大谷晋二郎が緊急搬送!どうか無事に帰って来てくれ!!

4.10 ゼロワン20周年&21周年記念大会の両国国技館で、衝撃的なアクシデントが発生してしまいました。

同大会では、NOAHの杉浦貴に流失している団体の至宝に、大谷晋二郎が挑戦する世界ヘビー級選手権がメインイベントで行われていました。

 

大谷は、昨年9月に「左前腕両骨骨折」の重傷を負い長期欠場していましたが、まだ万全とは言えない中で、至宝流失から半年が過ぎても未だ王座を取り戻せない現状に、遂に大谷自らの出陣。

身体に鞭打って至宝を取り戻す為に復帰したとは言え、相手が杉浦とは余りにも厳しい闘いが予想されていましたが、いざ試合が始まればまだ完治していないとかは関係無く いつも通りのバチバチファイトで杉浦と激しい攻防を繰り広げて行きます。

しかし試合開始15分を過ぎた場面で、杉浦にジャーマンスープレックスで大谷の後頭部をターンバックルに叩きつけた際に、大谷は全く動けなくなってしまいます。

意識はあるが手足は動かず、起き上がる事も出来ず、そのままレフェリーストップにより試合終了。 杉浦のTKO勝ちとなり V3を果たした事になりましたが、全く動く事の出来ない大谷は救急隊により救急搬送される非常事態に。

会場にもとんでもない不安と緊張感が充満します

 

現時点では、大谷の容体がどの程度なのかは分かりません。

しかし試合に挑んだ大谷は、ベストコンディションとは程遠く 腕すらも完治していなかったのは勿論の事 ここ数年のコンディションの悪化から、蝶野正洋からも事務業と選手の2足の草鞋を履き続ける事の限界を指摘されていた矢先の事故です。

加えて病み上がりとすらも言えない状態での杉浦との対戦は、さすがに無理があったのかも知れません。

 

試合中のアクシデントで緊急搬送と言う事態には、不謹慎ながら最悪のケースも頭をよぎってしまいます。 プロレス界には幾つも前例があったので、大谷はそうはならないと言う保証はどこにもありませんから。

例え命に別条は無いとしても、首から下の麻痺などの後遺症が残る事も考えられるので、改めてプロレスの怖さを思い知らされましたが、今はただただ大谷が無事に戻って来てくれる事を祈るばかりです。

 

対戦相手の杉浦の不安も半端無いでしょうが、あれは完全な事故なので、杉浦にはしっかりと気を持って欲しいです。 杉浦は立派に自分の仕事を全うしただけですから。

 

橋本真也が作り上げて来たZERO1をずっと守ってきた大谷には、まだまだZERO1を守って貰わなくては困ります。

ZERO1もせっかく21年かけて 両国国技館までやってきたのですから、これからも毎年 両国開催をする為には、大谷晋二郎が居なきゃ始まりません。

 

こんな怪我なんかに、大谷が負ける筈が無い・・・そう信じています。

プロレスの教科書にもきっとそう書いてある筈です。