後藤洋央紀&YOSHI-HASHIがWTL制覇!

12.15 新日本プロレス両国国技館大会で、BOSJと同時開催されていた「ワールドタッグリーグ」の優勝決定戦が行われました。

ダブルメインと言いつつも実質セミファイナルの試合順となったWTL優勝決定戦ですが、その悔しさをバネに決勝戦は、ヘビー級タッグの代表として素晴らしい熱戦を展開しました。

 

リーグ戦1位の後藤洋央紀&YOSHI-HASHI

リーグ戦2位のEVIL&高橋裕二郎

まるでNEVER無差別級6人タッグの闘いをそのまま コンパクトにして持ってきた様なカードですが、これまでの闘い同様に、セコンドのディック東郷を介入させてハウス・オブ・トーチャーは常に数的優位を確保。

 

勝機が訪れる度に、いちいち介入や反則でチャンスを潰されていたんでは、とても勝ち目のない闘いですが、後藤&YOSHIも合体技攻勢を駆使して反撃して行きます。

消灯が決まった場面でも東郷の介入で決め手とはならず、3人がかりで攻め立てられ劣勢になってしまう中 米国遠征帰りの石井智宏が現れ邪魔者を排除。

後藤組としては、これ以上無い位の心強い援軍です。

 

CHAOSの絆で、試合の流れを引き戻した後藤組は最後は、新合体技「奈落」を裕二郎に決めて遂に、 まるでNEVER無差別級6人タッグの闘いをそのまま コンパクトにして持ってきた様なカードですが、これまでの闘い同様に、セコンドのディック東郷を介入させてハウス・オブ・トーチャー討伐に成功。

後藤&YOSHIが、WTLを見事に制覇しました。

YOSHIとしては、嬉しい初の栄冠ですね。

 

 

優勝決定戦にも関わらず 例によって ハウス・オブ・トーチャー の介入・反則によって試合はメチャクチャになってしまいましたが、頼れる助っ人石井の登場で形勢逆転をして そのまま絆の力で逆転勝利と言う・・・正に勧善懲悪のこれぞプロレスと言える内容の闘いでした。

申し訳ないですが、 ハウス・オブ・トーチャー は悪の限りを尽くすのなら 最後は豪快に散ってくれた方がスッキリするので、後藤&YOSHIが優勝してくれて良かったです。

いやぁ 面白いプロレスでした。

 

これで来年の東京ドーム大会で、IWGPタッグ王座への挑戦も決定。

王者組のタイチ&ザック・セイバーJr.は、完成度の高い強力なチームですが、WTL公式戦では、後藤がザックを後藤弐式に丸め込んで勝利をGETしているので、タイトル戦本番でも充分に勝機はあるし、間違いなく王座を奪取できる位置にはいます。

王者でありながらリーグ戦突破すら出来ずに終わったタイチ&ザックとしては、公式戦で敗れている後藤&YOSHIに、タイトル戦でリベンジ出来るのならタイトルマッチは、望む所でしょう。

  

 

仮に後藤&YOSHIが王座を奪取すれば、YOSHIはこれがIWGPタッグ初戴冠となるので、ここは何としても王座を手に入れたい所。

「どうにもならなかった過去は変える事が出来ないかも知れないけど、未来はこれから変えていける。そう、未来は俺が創る。生きたい様に生きる。なりたい自分になる」とYOSHIは、どっかのイヤォみたいなセリフで決意表明

 

YOSHI-HASHは、初のWTL制覇を果たしたのなら 今度は初のIWGPタッグ奪取ですね!

最も東スポ大賞の最優秀タッグに選ばれたタイチ&ザックが、WTL予選敗退と言う不本意な結果に終わった上に、新年早々に簡単にベルトを落とすとも思えないので、意地と意地がぶつかり合う両チームの激しい闘いが予想されます。

 

最優秀タッグ王者とWTL覇者組のタイトルマッチ

「これぞタッグマッチ!」と呼べるような試合を見せてくれる事を期待しています。