遂に永田がUSヘビー級挑戦受託。

IWGP・USヘビー級王者のジョン・モクスリー

彼が次の防衛戦で、闘いたい相手としてVTRで逆指名してきたのは、まさかの永田裕志でした。

 

「あんたのリボルバーを持って来い」と挑発的な言葉で、対戦要求をして来たモクスリーに対して 永田はしばらく静観状態でしたが、モクスリーの挑戦に対して どう反応するのか?と注目されている中で、遂に永田が挑戦の意思を固めました。

いや モクスリーに喧嘩を売られた時から 永田の腹は決まっていたと思いますが、そこは永田流の駆け引きでしょう。

 

2016年5月に、NEVER無差別級を失ってから5年弱の月日が流れ それ以降は王座戦戦からも遠ざかっています。

永田自身もモクスリーに興味は抱いていた物の自分には、チャンスは周って来ないだろうな・・・と半ば諦めていたこの現状で、モクスリーの挑戦表明は渡りに船と言うか、永田としても断る理由は無いですからね。

 

「いいんだね?やっちゃって」

と、あの言葉を引用して モクスリーの逆指名を受託した上で 

「リボルバーはしっかり持ってるけど、男に使うもんじゃ無く極上の美女に使う物。俺が闘う時に使うのは、拳であり肘であり膝であり 体一つだよ。」

と実に永田らしい シャレの利いた言い回しで モクスリーに宣戦布告をしました。

 

名指しで指名されて永田が逃げるとは思ってませんでしたけど、永田のUSヘビー級挑戦は、楽しみですね。

現在の新日本の主軸でも無ければ メインストーリーの闘いと言う訳でも無いかも知れませんが、それでも永田のこの闘いには、第三世代ファンとしては期待しか有りません。

 

自分がプロレスを見始めた時期は、1989年なのでデビューから観て来た選手は、第三世代らが初めてだった物で、彼らに対しての思い入れも人一倍あるのかも知れません。

闘魂三銃士が軸だった時代にも 新世代だった第三世代には期待していたし、三銃士の離脱で繰り上がりエースと言われていた時期でも 永田の事は特に支持していました。

そして棚橋やオカダの時代になっても まだまだ第三世代はやれる!と思い続けている内に、数年が過ぎてしまい中西学も引退。

 

すっかりメインストーリーに絡む事も無くなって来た第三世代ですが、それでも「まだこれから!」と応援し続けて来ました。

本人もチャンスは、虎視眈々と狙っていたでしょう。

いざという時には、いつでもバチバチの凄い闘いをやってのけるのが、その証拠です。

 

今回のUSヘビー級挑戦は、永田が会社の方針で活躍の場を徐々に奪われていっても腐らずに、命を削る戦いをしてきて掴んだ結果だと思います。

もしかしたら これが最後の王座挑戦になるかも知れません

(そうは思いたくないですが)

 

だからこそ今回の王座挑戦は、永田の持てる力の全てを使い 何としても王座を奪い取って欲しいです。

王者は年齢的にも全盛期のモクスリーなので、正直に言うと決して楽な闘いでは無いし 勝てる可能性の方が低いかも知れません。

でも かつてMr.IWGPと言われた永田裕二の底力を・・・新日本のストロングスタイルを今こそ見せつけて欲しいです!!

 

現時点では、いつどこでタイトルマッチが、行われるのかも分からないし、もし敵地AEWで開催される事になれば ますます永田にとっては分が悪いかも知れません。

しかし かつてNOAHを制圧した時の強かった永田の再現を望みます!!