ちょっと前まで内藤哲也が、しきりに気にしていた保持王座の防衛期限。
新日本プロレスでは、６ヶ月以内に一度は防衛戦を行わないとタイトル返上と言う規則があります。
今年に限っては、世界中に猛威を振るうコロナウイルスのせいで、興業を打てないと言う事情があったので、今回は防衛期限ルールは適用されない様な気もします。
正式に、防衛期限が免除されるかどうかの名言は、一切されていないので、そこいらは公式で、ハッキリして欲しいんですけどね。
IWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタル
取り敢えず それを一番気にしていた内藤が保持していたIWGP2冠は、もう既に防衛戦を行い 王座から転落までしているので、何の問題ありません。
あんな形で、王座転落はショックだったけど・・・
NEVER無差別級、IWGPタッグ
この二つは、既に大会再開後に防衛戦を行っているので全く問題はありません。
NEVER無差別級6人タッグ
EVIL & SANADA & BUSHIが、王者でしたが、EVILがロスインゴを裏切り脱退した事で、防衛期限に関係無く どのみち返上となるでしょう。
まさかのSANADAとBUSHIが、EVILに続いてバレクラ入りすると言う超展開があれば返上の必要は無いのでしょうが、そんな展開はかんがえたくもありませんんね(汗)
IWGPJr.タッグ
3Kが王者ですが、YOHが左膝前十字靱帯断裂の重傷を負い 欠場となってしまい、おそらく半年は戦列に戻れない見通しです。
8月9日が防衛期限となる為に、こちらも間違いなく返上になるでしょう。
救いなのは、YOHが焦っている様子は無く前向きな事です。
ここからが、問題なのですが
IWGPJr.ヘビー級。
2月9日に、リュウ・リーを相手に防衛戦を行っているので、8月9日が期限となります。
何と あと18日しか猶予ありません
直近のビックマッチでは、EVILのIWGP2冠への挑戦が決まっていて Jr.の方は、宙ブラリンになっています・・・まぁ次期シリーズで、やろうと思えば防衛戦は組めるので どうにかなるでしょうが、王者のヒロムはEVILとの闘いに区切りが着いたら Jr.に専念しないと せっかくのベルトさんを手放す事になってしまいます。
IWGPUSヘビー級。
こいつが一番の問題です。
防衛期限は、同じく8月9日なのですが、王者がジョン・モクスリーなので、当然日本に居ません！！
日程的には、どうにか防衛戦は組めますが、肝心の王者が居ないのでは話になりませんからね。
次期シリーズに、モクスリーが来日出来れば問題無いのですが、現在の状況ではアメリカから日本に渡航して来る事は、正直難しいでしょう・・・
となれば日本でやらずともアメリカで、現地の選手と防衛戦をやってしまえば解決なのですが、モクスリーの所属のAEWで「IWGPの防衛戦を出来るのか？」と言う違う問題も出てきます。
もし無理であれば期限切れで、返上となるのですが、海外の大物に奪われたベルトを返上の末に奪還と言うのは、何ともカッコが付かないので、出来ればきちんと防衛戦を組まれてモクスリーを倒して新日本の選手が、王座を奪い返さなきゃ駄目でしょう。
モクスリーは初戴冠時も返上してますからね。
どうにかして ジュース・ロビンソンあたりが、獲り返してくれれば言う事無いのですが・・・
この話も全て 防衛期限が有効である場合の話なので、今回に限り防衛期限は無しと言う判断を新日本が下せば、返上の必要も無くなるので、余計な心配も無くなるんですけどね。
この状態で防衛期限と言うルールで、王者から降ろされるのは本人にとっても不本意でしょうから新日本には、是非とも英断を望みたい所です