フリー選手にも救済措置を

コロナウイルスが、プロレス界に与えている影響は計り知れなく試合の自粛や無観客試合など対応は、団体により様々です。

新日本プロレスに関しては、万が一の事を考え 試合をしない方針を徹底していますが、もうかれこれ、3ヶ月の間 新日本では、試合がおこなわれていません。

 

そろそろ選手もファンもフラストレーションがたまってる頃だと思いますが、試合もしないで選手達は、食べていけるのでしょうか?

他の団体は知りませんが、新日本に関しては契約時に決めた年俸を12で割って 毎月支払う給料制を採用しているので、選手達が収入なしと言う事は、ありません。

支払う側の団体もこれまで業績好調だった事もあり一年半は、興業なしでも会社は存続できるようです。

会社も契約選手も 少なくとも今年は、このままでも大丈夫だと思いますが、一試合いくらのフリー選手は、そうは行きません。

 

現在の試合の無い状況では、完全に無給状態。

新日本では、本間朋晃などがフリーですが、案の定 相当不安な毎日を送っているようです。

2017年には結婚し所帯持ちとなり 2019年には念願のマイホームを購入したばかりだから 今、収入が途絶えるのは本間家の死活問題

しかもプロレスラーは、いつ何が起こるか分からないので、あえて短期のローンを組んだそうで月々の返済もそれなりの額だと思われます。

 

それが、まさかプロレスとは関係の無い”何か”が

今 起こるとは・・・

マイホームを買った直後に起こるとは・・・

 

先日7団体が集まって 政府に要望書を提出しましたが、認められたとしても あれは契約選手の話なので、フリー選手には関係の無い話なんですよね。

もちろん苦しいのは、一般人も同じでプロレスラーだけに限った事ではありませんが、いつまでも こんな状況が続くとフリー選手は、食べていくことすらままならなくなってしまいます。

 

こういった選手たちは、無観客試合を行っている団体に、参戦して日当を稼ぐしか無くなってきますが、本間のような新日本の専属フリーの選手に対しては、会社は、他団体参戦を認めるんでしょうか?

感染リスクを回避する為に、無観客試合すら行わないのに、他団体に参戦して感染して帰ってきたら それこそ本末転倒ですからね。

もちろん他団体も対策は、きちんとやっているとは思いますが。

 

少なくとも新日本で、専属フリーとして契約している選手にも会社は何らかの救済措置をとってあげるべきだと思います。

何にせよ 小さい団体やフリー選手は、家族を養えなくなってしまうので、一刻も早い終息を願うばかりです。