潮崎VS藤田30分の睨みあいてどうなの?

3/29にNOAHの四大タイトルマッチが、後楽園ホールで無観客試合として行われましたが、メインイベントのGHCヘビー級選手権

潮崎豪VS藤田和之

色々と批判もありそうな試合でした。

 

藤田は、IWGPヘビー級も何度も巻いた事のある強豪。

総合格闘技でも結果を残してる 誰もが認める日本人屈指のファイターです。

その藤田に、潮崎がどう挑むのか?

潮崎はこれまで格闘技的な動きの試合をした事が無いので、藤田にそういう感じで攻めてこられたら どう対処するのか?

そういう観点で、気になる試合でした。

 

でも普通にプロレスでしたね

普通のプロレス技が、飛び交う普通のプロレスでした。

 

しかし藤田の”受け”が、イマイチですね(汗)

ラリアットの受け方が悪すぎて フィニッシュに至るまで説得力が皆無でした。

やっぱりプロレスって受けが、物凄く大事なんですね。

 

と まぁ気になったので書きましたが

 

本題は、試合序盤~中盤の睨み合いです。

試合開始から睨み合いは良くある展開ですが

ゴングがなってから約30分ほとんど動かず

 

ひたすら睨み合い。

 

ここまでの睨み合いは、見た事ありません。

下手したら この時間だけで3試合位できます。

この試合も57分ですから半分以上を睨み合いに費やしてます。

恐らくプロレス界でも史上最も長い睨み合いでしょう。

 

これは多分 無観客と言う事で

試験的にと言うか冒険をしてみたんでしょうか。

 

さすがに、これを客の前でやると絶対 野次とか飛びます。

 

この睨み合いを好意的に取ると

真剣を持ったかの様な緊張感

相手の出方が分からないから踏み込めない

 

こういった感じになるのかも知れませんが

少し無理があるかな?

少しやり過ぎです。

 

こういった状況下なので

いや こういう状況下だからこそ

普段出来ない事をやってみようと挑戦してるのは、評価できます。

 

ただ やり過ぎです。

 

この試合を見返す機会があれば

間違いなく 前半30分は飛ばしますね。

 

でも30分も睨み合いを続けた潮崎と藤田も

ある意味 凄いですけど。